「A long time ago」vol.3のお話

さとしげはあまりＣＤをレンタルするという概念が無いのです。
何故かというと、ちょうどいい距離の近所にそういう店が無いからなのです。
自転車１０分地元駅まで行って線路反対側行って更にとか、高速を坂上って越えた先の更に遠い駅の駅前…とか。
ビデオとＤＶＤはあるのだけど…。



アンジェラ・アキの「サクラ色」を結局買いに行きました。
初回限定のＰＶ付きの方を。
…聞きながら、いろいろイメージが浮かんできたので、下手にゲームとかできない状態になってしまった…。



で、いつも行くＣＤ屋さんは駅までの道の間に古本屋さんがあり、ついついフラフラ立ち寄ってしまうのですが…

行ったら、予期せずあったのですよ…。

ＴＯＳのドラマＣＤが…
持ってない「A long time ago」が３巻全部…。

手持ちがあまり無かったし、今月は買う本いろいろあるし…と、３巻だけ買いました。
…特に欲しかったのは、事実３巻だし…。

次いった時は、なくなってる気がするな…。

ゲーム・アニメ系のＣＤコーナーはその古本屋さんあまりたいしてないのですが、それでも結構最近のメジャーなタイトルが並んでてびっくりでした…。
行った時期が良かったのだろうな…。


肝心のＣＤは、前の持ち主さんが大切に扱ってたのか、綺麗な品でした。
しかも、どうも初回版っぽい。
最後のコメントが音量だいぶ上げないと聞きづらいのが難…。


以下、肝心の内容です。

ほぼ笑い無しのシリアスでした。
「ロデオライド～」は、結構ギャグ系エピソードもあったのですが…。

やられてる図を想像するほうが、悶えるのは何ででしょうね…。
最後は断然ハッピーエンド派なのですが、好きなキャラとか、オリジにしろそうでないにしろ、苦しみもがいてる姿っていうのは結構好きだったり…（←エ！？）

ということで、ゼロスが絶体絶命な最初の部分は、結構ぐっと来ました。
シリアスをやれば、カッコイイのですよ。ゼロスは。三枚目な普段のゼロス君も賑やかで好きですが。
ゼロスの過去に関するお話も入っていたので、壱村版に１コマだけあったちびゼロスを思い浮かべて、それはそれで可愛いかもなーとか思ってたり。


しかし、それよりも、クラトスパパです！
後日談なので、既に地上からは離れているので、傍観者…って感じなのですが…
ロイドのこと、ちゃんと信頼して見守ってるのだなぁと思いました。

で、アンナさんの回想シーンがあるのですよ…！
唯一愛した人って、言ってましたよ…！
（人づてに聞いてはいたので、知ってはいたのですが…。）

怪物と化してしまったアンナさんを切るに切れず、やられてる姿を想像して、１人悶えてました……。
多分そこが一番今作でテンション高くなってたと思う（笑）
うっかり反撃しちゃって、すまぬとか言ってたりするあたりとか…。

あと、アンナさんの声があるのですよね。
結構不安だったりしたのですが、素敵な声でした。
大人の女性って感じで、落ち着いているし、優しく穏やかであるけれど、芯は強い。そんな感じでした。
ドラマＣＤの声からアンナさん像を組み立てると、２５～２８歳ぐらいかなという感じがしました。
でも、だからといって、さとしげの描くアンナさん像は基本的に今後も変わらないと思いますが…
ドラマＣＤ版解釈ってことで…。

そして、ユアンがメイン並みに目立ってました。
普通に格好良かった。
ユアンは、決して格好悪いわけじゃないんですが…
ミトスに蹴られてたのが悪いのか、ロイドをストーカーの如く追い回してたのが悪いのか、イメージがどうにも……
やられてても、普通にやられてる感じで…
クラトスは絵になると思うのですよ。


そして、主人公のロイドとコレットも登場してますが、活躍は控えめ…な感じでした。
コレットが結構しっかり者として描かれてましたね。コレットはいざっていう時以外、ボケボケ～な感じがしてたんですが…ロイドがリードするかと思えばそうでもなく。意外でした。
しかし、相変わらずコレットは「ロイド～！」と叫びながら攫われていく……。


買って損は無かったと思いますが、やっぱりもっとクラトスが前面に出てるお話が欲しい！！
ファンダムとＯＶＡに期待するとします。